アーティストライフコーチングの
高野直人(こうのなおと)です。
他人の言動に腹が立つ時は、
自分の心の中に原因があります。
というより、
自分の育ち方が影響している、
と言ったほうが良いでしょうか。
例えば、
やりたくないことを、
我慢してやらされて育った人は、
他人に厳しくなる傾向があります。
自分が耐えてきたことを、
耐えずに生きている人を見ると、
許せなくなるのです。
子供のワガママを許せない親の多くは、
その人自身が親から我慢させられて、
育った人だったりします。
やりたいことをやりながら、
大人になった人は、
他人のワガママを許せます。
我慢しながら育った人は、
無気力になりがちです。
我慢させられてきた人は、
本来の自分を否定されて、
我慢をし続けてきたわけですが、
社会に出れば、
我慢をせず自由気ままで、
ワガママ放題の人がたくさんいいます。
そして、そういう人たちが、
楽しく生きていたり、得をしたり、
良いポジションに就いていたりします。
すると、我慢させられて育った人は、
それまでの生き方をそこで、
また否定されます。
「必要ない我慢をさせられていた」
と気づいて、
頑張ることがバカバカしくなり、
やがて無気力になってしまうのです。
「真面目な人ほど鬱になりやすい」
と言われるのは、
真面目な人ほど、
我慢していることが多く、
その我慢が報われないことが、
多いからだと思います。
そういう人たちは、
我慢することを少しずつ疑い、
そして手放し、
本当にやりたいことをして、
自分を満たしていって欲しい、
と思います。
自分が満たされていないと、
社会や人に対する見方が不寛容になり、
生きづらさを感じやすくなりますが、
自分が満たされると、
社会や人に対する見方が寛容的になり、
生きづらさも減っていくと思います。
繊細さや敏感さの生かし方を学べる無料メルマガ
『繊細なHSPのためのメンタルマネジメント』
▼こちらよりご登録ください▼
0コメント